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2017.12

【HOTEL LOCUS】耐熱性のオリジナル琉球グラス

2017.12.26/column

UDSが沖縄で手がける初めてのリゾートホテル「HOTEL LOCUS」(ホテルローカス)が、2018年1月22日、宮古島にグランドオープンします。 「LOCUS」とは、ラテン語で「LOCAL」の意味。宮古島を楽しむ様々なアクティビティや、地元のカルチャーとつながる、新しい形のリゾートホテルです。
www.hotellocus.com

全室オーシャンビュー、ビーチまで歩いて5分の好立地

レセプション横にはsu+が手がけるコンセプトショップが

今回は、HOTEL LOCUSのためにオリジナルで製作した琉球グラスについてご紹介させて頂きます。

そもそもこのグラスをオリジナルで作ろうとしたきっかけは、ホテルに併設するレストラン LOCUS TABLE で、沖縄の工芸の琉球グラスを使用したいという思いが強くあったためです。通常、ホテルやレストランで使うグラスは耐熱性で洗浄機が使える必要があるため、琉球グラスのような工芸品を採用することは難しいというのが現状。それならば、自分たちで作ってしまおうということに。

調べてみると名護市本部町の「やんばるガラス工芸館」で沖縄で、初の耐熱仕様のグラスを製作しているとのこと。さらに「熱いコーヒーを自分でつくった琉球ガラスで飲みたい」という思いから、10年かけて耐熱仕様のグラスを開発した山田徹さんが、偶然にもUDSの社員の叔父様ということが判明。そこから交渉はスムーズに進み、念願の耐熱性のオリジナル琉球グラスを作れることとなったのでした。

やんばるガラス工芸館。色・形など、納得がいくまで試作を重ね・・・

沖縄の伝統的な工芸品でありながら、耐熱仕様でモダン。今までに無い新しい琉球グラスを、納得がいくまで何度も試作を重ね、半年をかけて完成させました。HOTEL LOCUSから見える宮古島の美しい景色をそのまま取り込んだような、美しいブルーのグラデーション。併設するショップでも販売いたします。

宮古島の海や空の青さをグラデーションで表現。機能性も兼ね備えているので、お土産にもおすすめです。

(担当:su+菓子)

【HOTEL LOCUS】クバのようなホテルを目指して

2017.12.26/column

皆さんは、「クバ」という植物をご存知でしょうか。亜熱帯地域に自生している南国の植物です。沖縄では「クバ」、和名では「ビロウ」と呼ばれ、日本では静岡より南に見られる植物なので、どこかで見かけたことがあるかもしれません。

HOTEL LOCUSに植えられたクバの木。

沖縄では、手のひらの形に似ているクバの葉は神様の依り代と伝えられ、神事で用いられたり、御嶽(うたき。琉球の信仰における祭祀を行う場所)の神木となっているなど、神聖な植物と考えられています。その一方で、昔はおもちゃや日用品としても使われ、人々の生活に身近な存在だった側面も持っています。

su+が今回手がけた、HOTEL LOCUSのアートワークは、宮古島で人々に身近だったクバを、クバを中心に創作活動をされている作家の小川京子さんにお願いし、地元在住の方、ホテルスタッフとの共同作業で制作しました。

宮古島出身・在住のクバ作家小川京子さん。GAIA ART講演会より。

日頃は、立体のクバアートを手がけられている小川さん、今回はクバの葉をパネルに貼り付けるという平面のアートワークに挑戦していただきました。

今回の作品は、「座」からインスピレーションを受けたそうです。「座」というのは、小川さんのクバアートの原点であるとのこと。昔久高島にクバの生い茂った森があり、葉っぱがバサバサと落ちてクバのじゅうたんになったところに、よく小川さんは座ったり寝転んで過ごされたそうです。今ではクバが乱獲され、少なくなってしまった為、人が入れなくなってしまったというその森。小川さんがその森で体感したクバのじゅうたんのイメージが、今回の作品に込められています。

制作では、小川さんと懇意にされているご友人の方々、HOTEL LOCUSのフロントスタッフ、レストランスタッフ、設計メンバーが参加しました。アートワークを自分達の力で作り上げることを通して、メンバーに、ホテルへのより一層の愛着を持ってもらうような機会にしていきました。

まず、クバの葉をパネルの上に並べ、位置を確認。グルーガンという器具でクバをパネルに接着していきます。小川さんのご指導の後、メンバー自身の手でどんどん貼り付けていきました。

制作風景。スタッフの手で作り上げられています。

接着剤を熱して溶かし、葉っぱに塗りつけ、パネルに素早く貼り付けるという一見簡単そうな作業ですが、接着剤の熱さにやけどしてしまったり、葉っぱのよじれでうまくくっつかなかったり、格闘しながら制作していきました。

苦戦しながらも、みんな楽しんで作っていました。

ところどころ見られる、葉っぱの穂先が編み込まれている部分には、沖縄の工芸が植物を編んで作ってきたという原点に敬意を払い、作品が良いものになりますように、との小川さんの祈りが込められています。

他の作品でも行っているという、祈りを込めた編み込み。

一日目を終了し、アクセントとなる部分について、小川さんもチームメンバーも納得しきれていないところがあり、二日目は細かい部分の貼り込み作業と、アクセント部分のブラッシュアップを行いました。小川さんも気になってらっしゃったというアクセント部分は妥協せずに作りこんだおかげで、クバの葉の生き生きとした動きが見て取れる、最高の出来栄えになりました!

完成したクバアート。

小川さんの長年の勘で制作に必要な量を持ってきていただいた、たくさんのクバの葉はパネルの地が見えなくなるまで細かい部分にも貼り付け、最後には切れ端が数本残る程度。

たくさんあった材料もこれだけしか余らないくらい貼り込みました。

最後に、小川さんからスタッフへ、この作品に込めた思いをご説明いただきました。

昔の沖縄の方々にとって、神事で使われてきたクバの葉は、笠にする、かごにするなど身近な存在でもありました。次第に乱獲で数が少なくなり、今では地元の方でもクバの工芸品を日常で触れる機会が少なくなってしまったといいます。そこで小川さんはクバのメッセンジャーとなろうと決めたとのこと。加工が簡単だからこそ乱獲になりやすく、クバの森の再生を目指しながら慎重にクバ工芸品の普及を目指している小川さん。宮古の工芸を応援し、環境を守りながら島全体の魅力の発信を目指しているHOTEL LOCUSが倣っていくべき姿です。

HOTEL LOCUSでは、このアートパネル以外にも、エレベーターホールに小川さんの作品を展示しています。こちらは光を放って、パネルとはまた一味違う雰囲気です。

エレベーターホールのクバアート。

また、ホテル内のショップでも小川さんのアートを販売しています。石をクバの葉で包んだ、「いしき」という作品です。宮古島にお越しの際は、ぜひお手にとってご覧ください。

ショップでお取り扱いする「いしき」

クバを含むヤシ科の植物は、最も高い木になる、最も長い葉っぱを持つ、最も実がつく・・・という、「最も」を多数冠する植物だそうです。HOTEL LOCUSも、昔クバがそうであったように、皆さんにとって宮古島で最も身近で親しまれるホテルになっていくことを目指します。

クバのポーズで記念撮影。皆様のお越しをお待ちしております。

HOTEL LOCUS

https://www.hotellocus.com/

 

(担当:su+塚本)

フィンランドをアップデートする「100のできごと」にsu+メンバーが登壇、オリジナル手ぬぐいを先行販売いたします!

2017.12.15/news

12/6より六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて、フィンランド100周年を記念するポップアップイベントが開催されています。

https://www.fin100.jp/

12/16(土)12:00~14:00には、来年1月オープンの弊社ホテルHOTEL LOCUSのテキスタイルデザインを担当された島塚絵里さん(前回ご紹介した内容はこちら)がトークショーを行います。

そのお相手役として、今回の製作を島塚さんと二人三脚で進めてきましたsu+メンバーの谷口が登壇いたします。

オリジナル柄をデザインしてくださった島塚絵里さん(左)とsu+の谷口(右)。

 

LOCUSでの仕事をご一緒に紹介させて頂き、またLOCUS柄の手ぬぐいの先行販売(イベント特別価格にて各種、税込1200円)もさせていただく予定です。

 

島塚さんにデザインしていただいた、LOCUSオリジナル柄の手ぬぐい

 

宮古の民・工芸をテーマに一から図案を起こしたオリジナル柄を、ぜひお手にとってご覧ください。

詳細は下記URLにて。

 

 

 

直前のご連絡になってしまいましたが皆様のお越しをお待ちしております!

(担当:su+塚本)